不安が頭が作り出すもの。目の前にあるものじゃない。 要らないものを自分で作らない。

あけましておめでとうございます。

2021年もよろしくお願いします。(と言っても、年末に始めたばかりですが...)

 

年末は時間があったので、家族とお節を作って、英語の勉強をして過ごして、年始は原因不明のだるさに襲われて寝正月を過ごしていました。

 

一昨日から仕事をはじめ。仕事をしているとアドレナリンが出てくるのか、元気に。

今日はまた休みでしんどい気分に。(もう少し忙しく動きたい!!)

 

家に一人でいるとどうしてもSNS(特にTwitter)をみて時間を過ごしてしまうのが悪い癖。忙しい時はSNSを開く暇はないし、そういうタイミングでどうしても見たいものは推しのアップデートインフォメーションなので基本癒ししかそこにない。

 

暇だとついついトレンドに上がってるものだったりを見てしまう。今時トレンドに上がってるものは皆さんもご存知の通り心が重くなるものばかり。

 

だんだん不安になっていく。

 

でも一旦その気持ちを置いて考えてみると、言葉ってそうやって人を不安にさせたり、怒らせたりするエネルギーが心を温めたりするポジティブなエネルギー同様大きく作用させることができるのだと再認識させられる。

 

私は昨年月に一冊は本を読むというチャレンジをしていて、12月最後に読んだ本が原田マハ著『暗幕のゲルニカ』だった。

www.shinchosha.co.jp

私は原田マハのアート作品や芸術家の史実を元にしたアート小説に昨年どハマりして読み漁った。私が読んだ原田さんのアート小説の多くは印象派の作品とその画家達を題材とするものが多かった。

個人的に今まで旅してきたパリや南フランス(残念ながらMOMAはまだ行ったことがない。)で実際の作品やその舞台を見ていたことや、日本画家の東山魁夷なんかは父がファンなので連れ立って見に行った記憶があった事で、自然と原田さんの描く印象派画家の作品とそこから生まれる史実から繰り広げられたファンタジーに魅せられながら、今は軽々と飛行機に乗ってはいけない地を旅しているようでどんどん魅了されていった。

 

話は戻って、『暗黒のゲルニカ』やその他の作品を読んでいて『ああ、いつの時代も大切な人を失うかもしれない。』という気持ちと隣り合わせになる時期がくるのだなと思った。

 

私たちが先が見えない世界にいる気持ちと戦争がいつ終わるのか、敵がどんどん近づいてきてる不安感だったりはどこか似たようなところがあるのではないかと。

 

その時、ピカソは絵で戦った。 『私には何ができるだろう?』

ピカソほどの影響力や、何かに取り憑かれたような才能はないけど、この先の見えない中でも『自分のために、誰かのために何かしたいと思う気持ちはある。』。ということは何か出来るんだと思う。

 

私も不安はある。でも不安が頭が作り出すもの。目の前にあるものじゃない。

要らないものを自分で作らない。

 

こうして書き出した頃でかなりスッキリしてきてたりする。

 

なかなか対面して人と気軽におしゃべりできる世の中ではないけど、共感して安心して誰かの不安が1ミリでも消えるといいなと思って書いている。

 

 

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また旅行にいける日に、絶対行く場所『イスラエルエルサレム』。